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-天気予報コム-

2012新潟~青森~北海道東

2015年4月 5日 (日)

北海道2012夏 8月12日

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6時25分
春国岱の景色が見たくて、早起きした我々は周辺散策に出かけました。

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気になっていた春国岱湿原の本格的な散策コースへと続く橋は工事のため通行止めだったので、とりあえず宿の付近をぶらりぶらりと歩くことにします。

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遠浅で干潟になった湖には様々な鳥が食事にきていました。
オーナーの話では、そろそろシーズンなので大鷲もやってくるかも…だそうです。

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今朝は霧も少なめで遠くまで見え、この素朴で穏やかな空気感に心が癒やされます。

なんというか…「禅の境地」みたいな静けさです。

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8時12分
宿に戻って朝食。
朝はパン食なのだそうで…ご主人に「北海道の人は朝食にパン食が多い」と聞きました。

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オーナー特製のジャム6種。
季節によって採れる果実が異なるため提供している種類は月日ごとに変わっていくというお話しでした。
ジャム作りもこれほど種類があると趣味として面白くなってくるんでしょうね。
説明してるオーナーさんの顔もなんだか活き活きしてました。

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モーニング珈琲もついて、オシャレな喫茶店気分ですね~♪
自分で撮った写真ですが、あらためて眺めていたら…なんだか私も作ってみたくなってきちゃいました(笑)

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食後、窓の外にタンチョウ鶴が来ているというので、望遠鏡で覗いてみると…

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いた、水辺にきている!

すると次の瞬間、ツルは飛び立ち…オーナーが「あ、ワシが来たかな…」と。

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どれどれ…お、いたいた。

「大鷲じゃないかな?」「きっとそうですね…」とご主人。
などと、さっそく野鳥観察会になってしましましたよ(笑)

ごちそうさまでした(笑)

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8時40分
荷物をまとめ、出発時にオーナーの松尾さんと一緒に撮ってもらいました。(撮影は奥さん)
いまこうやって改めて見てみると玄関の庇(ひさし)屋根が奇抜な傾斜ですね…w
でもオーナーの松尾さんは素朴で真っ直ぐな人柄でしたよ(^^)

いい宿でした、また泊まりたいです。

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8時57分
出発してすぐの場所にネイチャーセンターがありました。
近すぎてなんだが…ですが、ちゃんと見学をします。

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館内には大鷲の剥製やエゾシカの角、エゾサンショウウオなどが展示されていました。

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もちろんバードウォッチングのコーナーもありました。

野草や野鳥の名前がわかる人って「すごい」って思います。
とにかく好きで興味があってたくさん憶えてしまうんでしょうね…わたしにはそれがないので、にわかに憶えてもすぐに名前忘れてしまいます(笑)

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9時50分
さあ、今日はここ根室から納沙布岬(ノサップミサキ)を目指します。
根室半島は北側と南側にそれぞれルート(道道36号線)がありますが、どちらも根室市役所前に戻ってくるように繋がっています。

ちなみに北海道には、稚内(わっかない)の野寒布岬(ノシャップミサキ)という場所もあります。
ちょっと名前が似てるので間違えそうですね。

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今日もまた霧。(また霧かぁ…)

するとアンカー氏がとても興味深いものを発見したようです。

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「ありがとう113年の思い出を最東端の珸瑤瑁小」と書いてあります。

珸瑤瑁って読めませんよね。
調べましたら「ごようまい」と読むようです。

小学校ですね…日本最東端ということですね。
でもって、113年でありがとうっていうことは閉鎖されたのでしょうか?

こちらも調べてみましたら出てきました→ Wiki参照

2013年3月31日に閉校だそうですね…なるほどなるほど。

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11時10分
半島北側のルートを通って納沙布岬に到着。

「近くして遠く在りし故郷 誰が渡りしと未来に夢たくし」志

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という、石碑の前で写真撮ってもらいました。

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納沙布岬の灯台は白くてカワイらしいサイズでした。
岬の向こう…海は霧で白くホワイトアウトし視界ゼロです。
晴れていたら何が見えたんでしょう…歯舞群島とか?

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「日本最東端」ではなく「本土最東端」って書いてありますね。
これはきっと「南鳥島」が太平洋上に存在するからですね…そっちのほうがより東に位置してますから。

なかなか正確な表現してますよ(笑)

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でました!日本最東端のお土産屋さん!!(笑)
やはりバイカー(オートバイ)の方が多いですね。

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こんな巨大なモニュメントもありました。
「四島のかけはし」という北方領土返還を祈念したものらしいです。

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さて、小雨も降ってきたので早々に根室へもどります。
もどりは半島南側ルートで走り一応、根室半島一周も達成です(笑)

根室市内で発見したいいかんじの物件。
お借りして旅写真を撮らせていただきました。


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12時55分
「どりあん」に到着。旅行者にも有名なお店です。
ランチはここの「エスカロップ」と決めていました。

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「エスカロップ」とは、洋食でバターライスの上にデミグラスソースをかけたポークカツレツをのせた料理で、ここ根室のソウルフードです(笑)

じつは私の住まいの近くにあるずっと昔から営業してる洋食屋さんに「スカロップ」という同様のメニューがあり、それで名前は知っていたのです。
(ただし、こちらにはバターライスがついていません)

「スカロップ」というメニューとしては福井敦賀市のヨーロッパ軒さんのものが有名みたいですが、「エスカロップ」も「スカロップ」もデミグラスソース+ポークカツレツという点では同じ料理といえると思います。

ちなみに根室のご当地グルメには「オリエンタルライス」というのもあるそうで、カレーピラフの上に牛サガリ焼肉を乗せ、ステーキソースをかけたものだそうです。

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食後、根室駅から輪行で浜中町茶内駅へ移動します。
電車の時間がギリギリで駆け込みなんとか間に合ったって感じでした。
あわてて買ったため切符が、浜中駅になっていますね(笑)
降車時に追加料金を支払いました。

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15時11分
茶内駅到着。
ここ浜中町はあのルパン三世の作者「モンキーパンチ」先生の出身地だそうで、駅舎の内外にはこんなパネルがたくさんありました。

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さりげなく「置石は犯罪です」のポスターもあったりして…
北海道ならではのポスターですね。

そういえば旅行中は発覚してなかったのですが、この翌年に脱線事故が起きて、JR北海道の線路保守体制の杜撰な実態が暴露されましたね。
その後ちゃんと経営改善されているのでしょうか…気になります。

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「きりたっぷ」とか「ひちりっぷ」…北海道の地名はアイヌ語の読みに漢字を当て字してる地名が多いですね。

ああ、それにしても霧雨~ もう晴れ間は諦めました(笑)

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茶内から霧多布湿原を横切る「MGロード」という道。
ここに「霧多布湿原センター」という一般公開された建物があります。

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濡れた体をすこしでも乾かそうとセンターで休憩。
併設の「きりたっぷカッフェ」で小松牛乳と昆布パンをいただきました。

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霧多布までの道は、霧たっぷ…り(笑)

体は、またもやずぶ濡れでベタベタ…
ダジャレもベタベタです。

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17時18分
なんとか宿に着きました。
(この日の宿は最低の待遇でしたので、名前も写真も掲載しません)

輪行もしましたが、結構走って距離は75.94kmでした。

走行距離/75.94km
走行時間/3時間39分
平均速度/20.8km/h

2014年10月 5日 (日)

北海道2012夏 8月11日

2012年8月11日(金) 雨時々曇
(2年前の記事になります)

ルート参照
http://yahoo.jp/StSXkw

雨時々曇と書いたが、それに霧も付け加えておきたい。
宿を出たときから既に小雨の気配…ざざ降りというよりはドンヨリして湿った空気が充満してる雰囲気。

道東の天気は、こういう湿気に帯びた日が多いそうで、晴れたら晴れたで風が強くなるのだそうだ。

8時37分
朝食後、準備をして宿をスタート。

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羅臼峠にはトンネルのようなスノーシェルターが設置されていた。
峠と言うほどの勾配はなく、あいかわらず道行く車のスピードが速い。

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たまに印象的な絵に出逢ったときだけ、自転車を止めてリュックの中にしまったカメラを取り出して撮影。
面倒だがこうしないと本当にカメラが壊れてしまいそうなくらい動作が不安定なのだ。

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今日のコースは概ね海沿い。

アンカー氏は相変わらずのタフさで素晴らしい走りを見せてくれる。
四国お遍路のときもそうだったが、相棒さんがしっかりした脚力の持ち主だと頼もしい。
いつも自分の方が迷惑をかけてしまうのは心苦しいが、正直なところ頼れるという安心感があり心強いのだ。

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すごく大雑把でいて自然な感じの標識がある景色。
ラウス、シベツといった漢字を当て字した感じもいい(笑)

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反対側陸地を見ると、とにかく何もない…何もない…なにもない。

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11時20分
標津サーモン博物館に到着。
ここで館内を見学。

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館内には標津にやってくる鮭や鱒をはじめ、幻の魚「いとう」などの水槽もある。

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「チョウザメの水槽に指を入れてください…すると口でパクリとしてくれます」というコーナーがあった(笑)

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熊が出没したり…(笑)

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12時14分
ひととおり遊んだら併設されているレストランでランチタイム。

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注文したのはシーフードカレー(1050円)
北海道に来て久しぶりにたべる普通の食事って感じでした。

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食後、標津町をあとにして国道244号を南下。
海側に野付半島という奇妙な形をした地形があるが、現地でみた感じではそういった雰囲気はあまりよく分からなかった。

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道端の巨大な蕗(ふき)に似た植物…これがずっとあった。

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風蓮湖付近、地図上に記されていた「ヤウシュベツ湿原」。
だれかのブログで景色がとても良いような記述があったので、二人で一緒に探してみていたが結局そういうところは見当たらなかった。

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ほとんど同じような景色で、たまにウシやウマがいる…もしかしたらこの長閑さが良さなのかもしれないが(笑)

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16時07分
奥行臼という場所あたりから、国道244号は国道243号(通称パイロット国道)に変わり、厚床駅前で国道44号に突き当たる。
この辺りから濃霧が増してきたのでカメラをしまい込み宿まで急ぐ。

春国岱(しゅんくにたい)までの道は広くて走りやすいがアップダウンの連続だった。
ここを全速力で走り抜けた。

後で訊いたがアンカー氏が「あの道はガッツリ走りましたねぇ」とまんざらでもなさそうなコメント…さすが健脚!

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17時26分
途中道を間違えたりもして、なんとか今日の宿「風蓮」に到着。

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宿はこんな感じの佇まい…すぐ右手には風蓮湖がある。


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「自転車はこのなかにどうぞ」とオーナーのご厚意。
畳まずに済み助かった。

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部屋はこんな感じで周囲の環境もあってとても落ち着ける。

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すぐに入浴を済ませてさっぱりしたところ、ダイニングへ行くと野鳥関連の蔵書が本棚いっぱいに並べられていた。
風蓮は知る人ぞ知るバードウォッチャーさんたちの有名な宿なのだそうだ。

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夕食時、自然や野鳥のことなど、オーナーの分かりやすいお話しを聞きながら充実した時間がすぎていく。

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コクワの実を漬けた食前酒をはじめ料理や会話、おもてなし全てがオーナーご夫婦の暖かさを感じられる…そんな宿でした。

走行距離/126.84km
走行時間/5時間35分
平均速度/22.6km/h

2014年4月19日 (土)

北海道2012夏 8月10日

8月10日(金) 晴後雨

ウトロの宿はペンション「来羅玖」。
まだ建てられて間もないのか綺麗に掃除されたオシャレな空間だった。
さらにオーナーさん一家もみなさん穏やかで、終始安心して過ごせた。

じつは前日までにアンカー氏と話し合った結果、カムイワッカ湯の滝には行かないことになった。
カムイワッカ湯の滝までが途中から未舗装路になることと、最近では岩がぬるんで滑る事故が多く、危険防止のため上方の滝壺まで登って行けないようになっていると訊いたからだ。

そのかわり早めに知床峠を越えて羅臼側に行き、道道87号線で北東へ行けるところまで行ってみようということになった。

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 朝食前、時間もあるので私たちはにウトロを歩いて探索することにした。

ここはすぐ前が海で、誰もが目を引く「オロンコ岩」と呼ばれる巨大な岩山がある。

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この岩山には狭いながらも階段が付いていて上まで登れるので行ってみようということになった。

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岩の上も板張りの周回する散策路になっていて、うみねこがすぐそばの岩場に巣を作っているのがわかった。

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高さ60メートルの岩上からウトロの町を見下ろすとこうだ。
画面右手にこのとき新港を建設中だったのでもう現在は完成しているだろう。

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ふと空を見上げると突如として現れた雲の塊。

「竜の巣だ!」と思わず叫んでしまった(笑)
(天空の城ラピュタ的表現です)

この雲は出現から10分ほどで分解して消えてしまった。
パズーたちは何処へ行ってしまったのだろう…(笑)

探索から戻るとちょうど朝食時間になっていた。
朝食もここが知床半島とは思えないほど洗練された雰囲気だ。
メニューもまるでシティホテルに滞在しているかのようだった。

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朝食後、宿を出発し「知床自然センター」へ。

するとどこかで見たことのある自転車が…

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おおっ!昼間氏らの自転車ではないか!
そして案の定、センター内で再会。

当然、彼らはここから「カムイワッカ湯の滝」へ向かうと言っていた。
このときばかりは太いタイヤがすこし羨ましく思えたりする(笑)

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これはセンター内に貼られていた印象的なポスター。
ここは知床半島なのでこれはある意味、現実的な話なのだ。

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土産も兼ねてさっそくこの「熊除けの鈴」を購入した。

つい最近、熊除け鈴に驚かない人間慣れした熊による被害がニュース報道されていたが、実際にそうなるともうどうしようもなくなってしまう。
あとは運を天にまかせるしかない。

人間と自然動物の棲み分け問題についてセンターにもこのように考えさせられてしまうものが掲示してあった。

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人間から見た エゾシカの個体数は増えすぎているとされて調整されていたりするし…

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キタキツネについては「かわいらしさ」から餌を与えてしまうと「寄生虫を保持しているペットとは違う自然動物である」という認識が失われる恐ろしさを警告している。

そしてセンターを出発して知床峠を目指す途中、まさに私たちもキタキツネに遭遇したのだった。

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なんと数分で、この人だかりに…

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このキツネは逃げない…餌を待っているのだ。
一定の距離を保ちながら、賢さ、したたかさがあるのだ。

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さらに上ると標高500m付近で羅臼岳(1660m)が大きく見える。
今朝の晴天はあっという間に消え失せてドンヨリした曇り空に変わった。

このあたりから急激に気温が下がりはじめ寒さを肌に感じた。


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雲は霧になったかと思うと、すぐ雨になり全身がずぶ濡れになっていた。
カメラが水没しないよう、知床峠でもこの一枚を撮っただけで、リュックにしまい込んだ。

羅臼町までは数キロ下るだけだ。
町に入ったところで右手に酒屋というかコンビニというか…その店がアンカー氏の目的のひとつであった「北の町から」のロケで使われた店舗だったのだ。
(後に氏からDVDをお借りして観たのでわかったが、このときはさっぱりわからなかった)

そのあと道の駅で昼食のラーメンを注文し、やっとなんとか体も温まってきたが、依然として雨は降り止まない。
予定していた87号線を北東に行ったさきにある「相泊温泉」(海岸にある秘湯)へ行くことあいならず、今日はここで断念し国道335号を南西に進み今日の宿泊地「羅臼の宿まるみ」へ向かうことに。

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(道の駅そばにはドラマ「北の国から」で出てきた純の番屋を再現した食堂があった)

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14時58分
雨の中、宿の裏手にて 輪行袋にロードバイクを収納してチェックイン

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入浴後、宿部屋でさっき道の駅で買った小樽の地酒「北の誉」を飲んでみた。

走行距離/40.36km
走行時間/3時間3分
平均速度/13.2km/h

2014年4月 3日 (木)

北海道2012夏 8月9日(後編)

8月9日(木) 晴  
(※とても長い一日だったので記事を前後編に分けてあります)

コースマップ参照

摩周国道を北上すると野上峠を越える。
このあたりでまたアブが現れた。

登坂の最中しつこく追い回されてたいへんだったがなんとか無事に通過。
水上というところで右折。

「この時期だけ、サクラマスが滝をジャンプして登る珍しい光景が見られるよ」という情報を得たのでそこへ向かう。

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しかし道は途中から砂利道に…行けるのか?

(行けました…笑)着いたところは川沿い…「熊出没注意」の看板も。
しかも鬱蒼とした木々のなかを歩いて進む。
とうぜん、アブが大量に飛んでいた!

全身にハッカ水を振り掛ける…まるで聖水を頼るようだ(笑)

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そんな洗礼をうけながら、なんとか撮った写真がこれ。

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アップでみると…跳んでる!
「よし!撮った!!逃げよう!!!(笑)」

とばかりに一目散に退散。

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ふと見ると、いつの間にかアンカー氏のロードの荷台にペナント旗があるではないか。
いましがた拾ったらしいが…なんかイイカンジ(笑)

よくよく見てみると「無事に帰るべぇ~」(財団法人釧根地区トラック協会)と描いてある。
…よし、無事に帰ろう!

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国道391号へ戻り小清水町へ。
当初から予定していた「ゆりの郷こしみずリリーパーク」にはいる。

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「北海道に来たらやっぱり花畑でしょ」と思いコースにいれたが、あいにく百合の良さがいまひとつわからない自分にはもったいない風景だった。

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それよりも隣接した農場の丘陵地帯を感じられる、この曲線のほうに心惹かれた(笑)

そしてもうひとつ。
入り口にあった売店で売られていた「ゆりソフト」…ゆりねの入ったアイスクリームで、これを食べた。

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撮りやすいようにと、おねえさんがすすんで掲げてくれたが…
こうやって改めて見るとソフトクリームよりおねえさんの手の方が美味しそうに見えるのは何故だろうか(笑)

リリーパークでの軽い昼食時俄雨に降られたが、その後はパタリと止んでくれた。
このパーク前の国道が長~い直線道路の「国道334号線(知床国道)」なのだ。

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(次の交差点辺りから直線道路が始まっている)

この道、地図上ではおよそ20kmの直線道路なのだが実際にはこのように起伏のある地形を走っている。
そしてこれに平行して北側に「国道244号」も走っており、こちらも20km近くある直線道路となっている。

私たちは244へ移動してJR知床斜里駅のすぐ傍にある「道の駅しゃり」へ。
そこで今夜の夕食でいただく酒の肴を買った。

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道の駅で出会った旅サイクリスト。
このあたりにも自転車旅行者は多く、みな(このあとに行くが)同じ場所を目指してきていることがすぐにわかる。

それは国道244号を東へすすんだ先にあり、行けども行けども直線なのだが、そのまま大きな坂道をのぼっていき、高い位置から直線道路を見渡せる場所…

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そう、この先のあの場所。

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(ふと横を見ると、これまた大きな虹の麓が!!)

そしてこれがその見下ろした景色。

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感動的です!!!

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さっき道の駅であった旅サイクリストさんに再度遭遇し、ミーハーな私たちは記念写真を撮っていただいた(笑)

「撮ったど~~っ!」

いやはやこの景色、自分としてはかなり気に入ってしまった。
またいつかここへ来てみたい…

こんどはここから網走・紋別方面へ旅してみたいな。

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ちなみにここには木造の展望デッキが建てられていて、 こんな風に海の方まで見渡せるようになっている。

国道244号は再び334号と入れ替わり、知床半島沿岸部をオシンコシンの滝~ウトロを目指して走り出す。

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左手に海を眺めながら走るのは先週の東北以来だ。
距離もあることから陽が傾くのも早く、やがて西の空にある夕日が海を燃やしはじめた。

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ウトロに着くと、もうすっかり夜になり、私たちは今夜泊まるペンションをようやく探し当てた。


 走行距離/131.74km
走行時間/6時間12分
平均速度/21.2km/h


2013年11月28日 (木)

北海道2012夏 8月9日(前編)

8月9日(木) 晴  
(※とても長い一日だったので記事を前後編に分けます)

屈斜路湖荘の朝は静かだった。

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天気予報でいくと今日はとてもよい…晴!

ということで、昨日行けなかった摩周湖を目指すことにした。
摩周湖はカルデラ湖なので山の頂上を目指すのだ。
展望台のあるビューポイントの標高は約640m。

コースマップ参照

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宿を出発するとほどなく川湯温泉の湯畑を発見。
ここで遊んでいると男女ペアで重装備の自転車が2台やってきた。

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お話しを聞くと男性は昼間岳(ひるまがく)さんという自転車で世界中を旅してる日本人だという。
女性はその旅のお友達のようで、日本に戻ってきているあいだ北海道を周遊してみようと一緒に走っているのだそうだ。

※昼間さんのブログ「Take it easy」はこちら

P10309802

Cherubim2

赤いフレーム(ケルビム)の方が昼間さんの愛車。
随所に遊び心と想い出が満載のすばらしい自転車で、ステムに付けた小さな地球儀に走ったところを赤ペンで線を引いてあるのには思わず笑みがこぼれた。

この重装備にはテントや料理道具も入っているわけで、基本野宿でいく自転車旅行は憧れつつも私にはできない旅行スタイルなのでリスペクトの眼差しばかり送ってしまう(笑)

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ということで…記念撮影。(なんでやねん)
お二人は私たちと同じく数日かけて知床半島へ向かわれるとのこと。
(実際に後日再会しました)

こういう出会いはいつも嬉しいものです。

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宿の朝食をなしにしてあったので、コンビニでおにぎりを買ってここで朝食タイム。

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ほら、これ。
筋子って北海道ならではの商品ラインナップ…安いし(笑)

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川湯温泉を南下するとマクワンチサップ(574m)とアトサヌプリ【硫黄山】(508m)というふたつの山が見えてきた。
その山からは濛々と黄色みを帯びた煙が棚引いている。

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観光バスが何十台も駐まれそうなくらい広い駐車場の先には、硫黄が吹き出した荒れた地層が剥き出しになってデンと大きく構えていた。

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こうやって久しぶりに写真で見ているだけで、またあの臭いがしてきそう(笑)

そろそろ上りが始まってきて、二人きりで走っていると思ったら後方からブルベ姿の男性(仮称=ガーミンさん)が追いついてきた。
訊くと今日はブルベの大会が行われているらしい。
さらに女性の参加者もいて、ガーミンさん曰く「彼女も強者なんですよ」だそうだ(笑)

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というか、このガーミンさんは神奈川県のかたで、複数のブルベにエントリーし走り繋いでると言っていたが、4~5日間走りどおしでもう1000km以上きたというから凄すぎる(爆)

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(我々のお写真も撮っていだだきました)

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あ、ちなみにお二人はブルベで知り合いなだけです…だそうです!
くれぐれもお間違いなく!(笑)

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そんなこんなで実に楽しく摩周湖の展望台までのぼれた。
(ありがとうございました!)

摩周湖は晴れ渡りとてもラッキー!
念願叶って最高。

ちなみに…
これは旅行中訊いた話だが「霧の摩周湖」という言葉は歌からきているのだが、バスガイドさんが「霧の摩周湖を見ると良いことがある」というジンクスを流行らせたのは観光客向けのリップサービスであり、実際に晴天の摩周湖に出会えなかった旅行者の気持ちを救済するための口上にすぎないというものだ。

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(こんな高い場所にタップリの水…自然ってすごい)

さて、ガーミンさんたちとお別れして我々はいま上ってきた道を引き返す。
一旦おりて摩周国道(391号)を北上するのだ。

下りてる途中にドイツから親子でツーリングしてきた(英語でそう言ったので)人に出会う。

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しかもリカンベントで!
…よくやりますな~(笑) 止まっていただき写真も撮らせていただけました(感謝)。

ちなみにこの方は息子さんで…お父さんは白髪の御年…いくつだろうか、先にぐんぐん上っていってしまわれました。
このお二人もなんかとても有名な方らしい…けど、詳しくはよくわからない。

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かくして我々は摩周国道を北へ!
目指すは日本で2番目に長い直線道路…こうご期待。

(後編へ続く)

2013年11月21日 (木)

北海道2012夏 8月8日

8月8日(水) 晴のち曇

さて釧路にやってきたわけだが、今日は千葉のアンカー氏とお昼頃に合流する手筈になっている。

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釧路市街の朝は晴れ渡り、
ゆうべ見た煙突から今朝も煙がたなびいていた。


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釧路市街から北へ抜ける国道391号線で弟子屈(てしかが)を目指す。

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途中、茂みの中に鹿の姿を発見。
お互いにしばらくお見合いをして、どうやら私は振られてしまったようだ(笑)

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ラスティングホテルさんは夕食・朝食付きで宿泊したが、わたしが早朝にチェックアウトするということで「簡単なオニギリセットならご用意します」とフロントマンが親切に手配してくれた朝食…これを途中で頬張った。
中央はなんと手作りのロースハムオニギリだった…うまい!(笑)
とてもいいサービスをしてくれるホテルに感謝感謝(^^)

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7時50分
塘路湖(とうろこ)に到着。
この付近に湿原を見下ろせる櫓があるのだが、自転車で行けない場所ため時間の関係上ここで少し散策。

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塘路湖周辺はオシャレな建物が点在していて、宿泊して湖畔をボートで遊んだりできるようだ。
釧路から25km北上した位置ながら、すでに大自然の中にいる風景がすばらしい。

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そのすばらしさは、塘路湖から4km北にあるシラルトロ湖を見た瞬間に襲ってきた。
空の碧(あお)をタップリと含んだシラルトロ湖には藻も翠(みどり)が混じり合い、あおみどりから湿原の明るいみどり、そして山々の逞しいみどりへとグラデーションを成している。

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背後には阿寒岳がその大自然を見下ろしている。
写真では表現しきれない構図と色彩。

しばらく立ち尽くしてシャッターを切り続けたが、どの写真もその全体像を写しきれなかった(笑)

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9時20分
標茶(しべちゃ)町に入る。
おいしそうな…もとい、かわいらしいウシちゃんがノンビリと。

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「あなた…私のタイプじゃないわね」って言われた(笑)

標茶町あたりから向かい風が強くなり青空が曇りだした。
かなりの向かい風で天気が心配に(笑)

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10時55分
弟子屈のヤマト運輸・摩周支店に到着。

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アンカー氏のロードを無事に引き取り組み立てる。
空輸用の輪行ソフトケースは折り畳んで釧路のヤマト便営業所止めで再発送した。
(帰りは電車で釧路までもどるので…なかなかいいアイデアでしょうw)

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11時50分
ロードを両手に歩きながらJR摩周湖駅に到着。
この駅前にはなんと天然温泉の「ぽっぽゆ」という足湯がある。(写真右側です)

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ここに幼い…2~4歳くらいの姉妹を連れたお母さんもいて、足湯をしているあいだすこしお話しをしたりした。
笹の葉っぱを湯船に浮かべたりして…一緒に遊んだ(笑)

13時00分
ダイヤの遅れもあったが無事にアンカー氏が摩周駅に到着。
今年発覚したJR北海道の杜撰な管理体制のニュースを考えると実に怖い列車に乗っていたわけだが、なにより無事に到着してよかった(笑)

アンカー氏を待っているときに、急遽駅前で知り合った自転車旅行者さんも交えて、予定していた「ぽっぽ亭」で豚丼を食べる。
の店は駅前ロータリーに面してすぐ横に建っていた。

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(記念撮影)

そのとき食べた豚丼はこちら…どうぞ召し上がれ(笑)

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(こうやって見てると、また行きたくなりますね…)

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14時40分
計画では今日、摩周湖を見にヒルクライムするはずだったが、あいにくの曇天と時間が押してしまったこともあり、予定を変更しクッシー街道を走って砂湯のある屈斜路湖畔を目指すことにした。

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屈斜路湖の地面は地熱によってかなり温かい。
写真に湖に入ってる人がみえるだろうか…気温はすこし肌寒いくらいなのだがおそらくあそこの地面から温かさが湧いているにちがいない。

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湖畔ではこうやって砂を掘ると温かい湯が出てくる。
というか、掘った深さに比例して地面が熱くなってくる…といったほうがいいだろうか。

あまり掘りすぎると熱すぎるくらいになる。

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(アンカー氏と記念に撮影してもらった)

このように木組みされた場所もあり、スコップで掘るスタミナのない方でも楽しめる(笑)

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ちなみに温泉は無料で飲めるらしく、温泉玉子まで売られていた。
源泉58℃と書かれているのを見るとやはりかなり熱めの湯なのか…。

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17時00分
砂湯からほどなく走ったところで今日の宿「屈斜路湖荘」に到着。
ご亭主の親切で自転車を奥にあるガレージ内にそのまま置かせていただく。

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明日は天気回復に期待をかけて…
今日登れなかった摩周湖を目指す。

走行距離/104.87km
走行時間/6時間07分
平均速度/17.1km/h

2013年11月 7日 (木)

北海道2012夏 8月7日

8月7日(火) 雨のち曇

3時30分起床し、民宿仙庭を朝4時に出発。
スタート時はすこし霧がでていた。

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宿のロビーは静まりかえっていた。
今日は200km走らなくてはいけないので黙々と出発準備を進める。

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昨夜の期待は裏切られ、天候は悪化。
1時間走らないうちに冷たい雨が降り始める。

結局、ここから4~5時間ほど本降りの雨中をひた走ることとなった。

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5時15分
襟裳岬の東側には、北海道で一番長いトンネルがある。
「えりも黄金トンネル」(4941m)

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トンネル手前の海はこんなかんじ。
昆布漁の軽トラが朝早くから近くに来ていたが、こんな天候で漁は無理じゃない?…と思っていたら案の定、拡声器からアナウンスで「今日の漁は中止です」と聞こえてきた。

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トンネルの中は薄暗いが、雨に晒されないだけ助かる。

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7時00分
広尾の町で、ようやく最初のコンビニを発見。
やっとオニギリ朝食にありつけた。
それにしても寒さで手足の震えが止まらない…

この日はとにかくカメラを濡らさないためにも、思うような写真撮影すらできず…もはや修行(笑)
それでもできるだけ30km/hをキープしながら、あいかわらず路側帯の広い道路を淡々と走り通した。

このあたりの地形は、ものすごく緩やかな標高差数メートルの上り下りを繰り返している。
だから速度に乗れればとても調子よく走れる印象だった。

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9時45分
十勝川を渡る。


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浦幌の町にはいる。
ここにもコンビニがあったので、カップラーメンを買って食べた。

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12時50分
ようやく雨がおさまってきた。
走行中の雨はほんとに厭だ…べたついて体温を奪うし視界悪くなるのが一番の問題だ。


13時47分
しらぬか恋問(こいとい)道の駅前を通過。
このあたりはもう直線で平坦な道路が続いている。
何処か店に入って食事をしてもよかったが、いちどずぶ濡れになっていたし、疲れていたせいもあり道路脇の広い場所で補給食を食べ30分ほど寝転んで休息をとった。

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15時20分
やっと釧路駅に到着。
初めての釧路はトタン屋根やすこし錆びた看板が目立つ。

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宿泊は駅の北にあるラスティングホテル。
とてもよい内装だしルームバスもきれいで、ようやく心落ち着くことができた。

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釧路の町には大きな煙突がふたつ…
高いビルがないため空が広く感じられる。


走行距離/200.84km
走行時間/9時間07分
平均速度/22.0km/h

2012年12月 3日 (月)

北海道2012夏 8月6日

8月6日(月)晴のち霧~曇

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7時10分
ホテルの朝食はバイキング方式。
シェフによる本格的な味で、昨夜の夕食とはうってかわりどれも作りたての温かさがあって美味しかった。
学生達もまだ寝ているのだろう…朝一番の朝食時間には数組の一般客しか食堂に姿がなく食事もゆっくりできた。


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そうそう…食堂のこの椅子も可愛かった(笑)

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8時23分
食後、部屋で天気予報を見ながら雨雲の動きをチェック。
ブログ用の記事を箇条書きに白紙に書き留めたりして過ごす。
NHKのデータ放送による雨雲レーダー画面で道南は大きな雨雲が通過中だ。

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9時30分
その雨雲も東の海上へ通り抜けた。
と思ったら、ホテル周辺の空にも青空が戻ってきた。

9時50分
チェックアウトして走り出す。
走り出してすぐにわかったが、和食屋さんの前を通ると匂ってくるあの昆布出汁の香りがする。
それも走っている間じゅうずっと絶え間なく匂っている。


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10時36分
新ひだか町までは晴れていたが、進むにつれ前方が霧がかっているようだ。


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徐々に霧が周辺を覆ってくる。
遠くの家が白く霞んで見える。


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布辻(ぶし)川を渡ったところで昆布を広げる風景にであった。
匂いの正体はこれだ(笑)


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このように比較的大きめの石が敷き詰められた場所があり昆布はここで干されていた。

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11時00分
三石港で船底をメンテナンスしている漁船を見た。
あまり見ない光景なのでじっくりと写真に収めようとカメラを起動するが、またすぐに起動しない。
どうやら霧の影響が出てきたようだ。

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11時29分
「鳥」という字の下に「几」という字を書き「舞」がついて何と読むのだろう?と思っていたら「ケリマイ」と読むらしい。

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その小さな鳧舞港に寄って船の写真を撮っていると、そこにひとりのお母さんがいた。

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私「ここで何か採れるんですか?」と訊くと
母「やんや~昆布をここに吊すんだべさ~。ごっさり汚れが付いてたらいぐないっしょ…こうすとキレイに落ちるんだべさ」
私「へえ~じゃあ浜で採った昆布は、こうやって波のかからない港の中で一回浸けておくんですか…そりゃまた手間がかかるんですねぇ」
母「そうだべ…したらこうしてたないでって今度は広げて干すべさ」

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どういう理屈でそうなるのか解らなかったが、回収していた昆布はとてもキレイな色艶だった。
それにしても昆布漁は収穫後にいろいろと作業の手間がかかるものなのだ。

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11時40分
えりも岬まで54km地点で、さらに広い牧場に美しいサラブレッドを見た。
この日高街道周辺は競馬ファンには有名な地域らしい。

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11時50分

牧場からすぐに道の駅「みついし」。
その横にイイカンジのお店発見。

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「こんぶ茶」を薦められいただいた。
これが所謂「こぶ茶」とはまた違った味がする。
ふつうの「こぶ茶」は塩気があってお吸い物のような味だが、これにはそこまでの塩気がなく昆布の風合いが強い。

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焼きとうもろこし(250円)を注文して一緒にいただいた。
北海道では普通「とうきび」と言うのだが、ここの看板は観光客向けに「とうもろこし」と書いてある。
とうもろこしをはじめ、アイスクリーム、じゃがいもが美味しいのは北海道の特権と言っていいかもしれない。

12時29分
先に進むにつれ再び曇り空になり霧も出てきた。
セコマでミニパンを買って食べる。

12時55分
浦河町のビル1階に入っている100円ショップでA6サイズのビニールパックと味付け海苔を買う。
「味付け海苔?」…いやいや、使うのはそちらではなく同梱の乾燥剤だ。
昨日から動作がおかしいデジカメ…ホテルのドライヤーで乾燥させた一時的に回復したのだが、今日また湿気を吸ったのかスイッチを入れてもすぐに起動しなくなった。

そこで乾燥剤とカメラをビニールパックに入れてぴたりと口を閉じる方策を思いついた。
しばらくは出し入れが不便だが背に腹はかえられない。

そのビルのトイレで顔を洗った。
そうしたら、なぜか肌がつるつるしている…いつもより、スベスベで滑らかな肌触り。

「そうか!昆布だ!」(笑)

霧に混じって空気中に溢れる昆布の匂い成分が肌をケアしているんだ!
後日、アンカー氏にもこの事を話したら笑われた。
たしかにジョークっぽい話だが、実際に信憑性は高いと思う。

美肌を目指す方はぜひお試しを!w

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14時25分

様似(さまに)駅に到着。
ここがJR日高線の終点駅。

え?なになに?
いま「駅としては、さまになってる」って言った?

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15時45分
襟裳岬まであと11kmの看板。
岬の周辺はおもしろい地形で、緑に覆われた丘陵地のようになっている。
海へのアプローチは上の写真をみてもらえばわかるだろう。
浜はなく突然海…といったかんじだ。

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道路は海からすこしだけ陸側にはいった部分を通っている。
丘陵地の草むらの中には野生の鹿がたくさん走っていた。
古来、アイヌ民族が「自然が美しい・形」とした「ピリカノカ」という呼び名で選んだ地域があるのだが、この襟裳岬もそのうちの一つになっていて、たしかにこの丘陵地を含めた岬全体には異種独特な雰囲気を感じる。

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16時20分
なんとか明るいうちに襟裳岬「風の館」に到着。
ここは岬の展望台下に作られた資料館だ。
まずは先に岬へ向かう。

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ついに来た襟裳岬。
岬の発端から岩礁が海へ向かってさらに伸びている。

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「釧路市内から来た」と言っていた若い女性ライダーさんに写真を撮ってもらった。
ロングヘアだが積極的で活発な印象の方だった。
「明日、釧路まで走ります」と言うと、ここから25キロくらいの区間は長いトンネルや岩場のある海沿いの道で気をつけて…と言ってくれた。

このあと風の館を見学してアイヌの歴史も少し学んだ。


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17時30分
今日の宿「民宿仙庭」は襟裳岬からすぐの小さな集落にある。
もとユースホステルだが、現在は民宿になっている。

施設はユースのときとほとんど変わらないようで、お風呂も順番待ち。
手作り感覚たっぷりの狭い風呂場で子供の頃を思い出しながら体を洗った。

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18時40分
夕食はジンギスカン。
隣の席にいた家族連れに話をきくとなんと愛知県から来ているという。
まだ小さな姉妹は、たまに傍まで遊びに来て笑顔をみせてくれる。
そのしぐさがとってもかわいかった。

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21時30分
8人部屋の一角で一人だけ・・・貸切状態の部屋で就寝。
外は霧が濃くオレンジ色の街頭が怪しげなかんじ。

明日は釧路まで190km走る予定。
天気だけが心配だ。

走行距離/99.04km
走行時間/4時間30分
平均速度/21.9km/h

2012年9月 4日 (火)

北海道2012夏 8月5日

8月5日(日)曇のち雨

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5時29分

函館駅は近代的なデザイン大きな駅舎だった。
晴天なら大沼まで走ってみようと考えていたが、今日の函館はこれから雨になる予報なのでここから輪行する。

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6時00分
始発の長万部行きに乗車。

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列車は函館からニヤマ高原、小沼、大沼、駒ヶ岳と山越えする。
鬱蒼とした森の中をひたすら走るが、濃霧が行く手を遮り車窓を開けると湿気を帯びた空気が車内に入ってきてベタベタに濡れてしまう。

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7時45分
ふたたび海沿いに出るとそこは内浦湾。
列車は森駅で20分ほど停車する。

ホーム脇はすぐ海で、堤防にカモメがたくさん止まっていた。

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空に僅かな晴れ間が見えたが、すぐに消えた。
進行方向はやはり霧に包まれている。


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9時30分

列車は長万部に着いた。
なんとか雨は降っていない状態だ。

自転車を組み立てて状態チェック。
若干だがヘッドベアリングが重くハンドルが切り辛い感じがする。
出発前に急遽付け替えたクランクギアとBBはスムースによく回り問題ない。

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今日は東室蘭まで約80kmを走り、そこから再輪行で静内まで行く。

本当なら静内まで全部走りたいが、そうすると走行距離が230kmになってしまうし、時間とともに悪くなるこの天候では危険だ。

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国道37号線(胆振国道)は静狩から山道になり、いくつものトンネルを通るが、この区間はぜんぶ霧だった。

いつも思うのだが、雨でずぶぬれになって列車に乗ることほど惨めな気持ちは他にない。
たとえずぶぬれになっても、ゴールが宿の風呂ならばまだ耐えられるが、汗まみれで泥水を被った臭い中年男が、他の乗客と同じ列車の座席に座れるほど私は無神経ではない。

もしそうなったら、最後尾のデッキか車内隅の床に立ったままじっとしているだろう。

だからこそ、この80kmの区間だけはなんとか雨が降らないでほしい。
そう願い続けて走った。


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12時31分
有珠町で初めて見るコンビニ「セイコーマート」に入った。
マップサービスにはオレンジ色の丸に白い鳥のマークがあったが、実際これがコンビニだったとは知らなかった。
あとでわかったのだが、地元北海道民は「セコマ」と縮めて呼ぶ。

ここで食糧補給。
商品棚にこれまた見たことのない「筋子」と「たらこバター醤油」のオニギリを発見したので買ってみた。

この値段で普通に筋子とたらこのオニギリだなんてちょっと驚きだ。
きっと道内だからできる流通事情なのだろう。

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実を言うと、計画当初は今日の宿を洞爺湖にとっていた。
しかし2日後に釧路まで走るには距離がありすぎるので、直前に宿を静内へ変更した。

もし洞爺湖に泊まっていたら翌早朝に昭和新山の脇を走って、伊達紋別駅から様似駅(さまに)まで輪行になる。

しかし移動は青春18きっぷの利用なので特急には乗れないため、列車ダイヤの関係から伊達紋別駅7時32分発に乗車できなければ、次発は11時38分となり、様似駅には18時00分になり、そこから襟裳岬の宿まで走っていては夕食に間に合わない。

また翌朝に襟裳岬を観光することになるので、スタートが遅くなり釧路までの200kmを走りきると到着が夜中になってしまうのだ。

このため私は洞爺湖と昭和新山を諦めた。
だが、この判断が結果的には良かった…それは翌日わかることになる。

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14時50分
JR東室蘭駅に到着。

そう長い距離ではなかったが、交通量も多く雨の心配で落ち着かなかった道だったので、気分的にはたいへん疲れ果ててしまった。

自転車を輪行袋に収納中、いかにもKYな観光客の熟年男性が話しかけてきた。
「またか…」と嫌気がさしたので無視したが、まったく気づく様子がないので「いま、とても疲れているから、話しかけないでくれ」と丁重に断った。

輪行を続けていると駅前には、このようにアブのような人間がいるときがある。
たいてい、酒臭かったり、タバコを吸いながら興味半分に近づいてくるマナーのない輩だ。

私が良く利用する名古屋駅前にも多く、禁煙エリアなのにお構いなしに吸っているのを見ていると正直殴りたくなるときも…。

若いやつだったがあまりにもひどかったので、一度は怒鳴りつけたこともあった。
まったく、こいつらはアブより始末が悪い。


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16時54分

様似行きの普通列車は発車した。
今日の走行は終わったのでビールを買って車内で飲んだ。

列車が進むにつれ、次第に雲行きも怪しくなってくる。
海沿いは大きく波が荒れ、湿気たっぷりの風が吹いていた。

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そんな様子を撮ろうと車窓を開けてデジカメでビデオ撮影したらカメラのスイッチ不良が起こるようになり、動作が不安定になってしまった。
どうやら塩分を含んだ潮風に当てたため内部機構がおかしくなりかけているようだ。

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カメラ本体を都度騙しながら起動し、限りあるシャッター回数を気にしながら撮影することにした。

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18時27分
雨に濡れた静内のホームに列車は到着した。

静内のホテルは駅から歩いて3分くらいのところ。
路面は濡れていたが、雨は降っていなかったのでそのまま歩いてチェックイン。

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このホテルは夕食と朝食をつけて予約してあり、静内では一番新しいホテル…。
多少高かったが、青函フェリーで眠れなかった場合を考慮に入れ、手厚い宿泊待遇にしておいた。

チェックイン後、すぐ風呂に入りジャージ類を洗濯。
その間、静内にあるセコマまで歩きながら街を探索し、戻るとちょうど夕食の時間になった。

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夕食は洋風中心のメニューで、ポークカツレツ、グラタン、ポトフ、サンマの塩焼きなど。

この日は体育会系高校生の団体が宿泊していて数的対応をしていたのか…。
料理は作り置きされていたので冷めていてとても残念だった。

食後、テレビで天気予報を見るが芳しくないようだ。

旅ではいろいろなことがある。
決して、いいことばかりではない。

でもそういう事も全部受け入れて前に進むのが旅本来の姿だ。

明日もがんばろう。


走行距離/100.67km
走行時間/5時間22分
平均速度/18.7km/h

by.moris

2012年8月30日 (木)

8月4日~5日 青森…青函フェリー…函館

日毎に記事を書いているが、この日は宿に泊まらず「青函フェリー」で夜を明かすので別記事にする。

19時43分
17時43分に三厩駅(みんまや)から発車した列車は、青森駅に着いた。

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さいとこ氏の携帯で事前に調べてもらった日帰り銭湯「青森まちなかおんせん」まで、駅東口からたったの600mしかないので輪行袋を担いだまま歩く。

受付では輪行袋を預かってもらえたので安心して入浴できた。
風呂上がりに館内の食堂でしょうが焼き定食を食べる。


21時30分
だいぶゆっくりできたので、自転車を組み立てて駅周辺の青森市街を流してみる。
新町通り、青い森公園、駅前などを見て、青い海公園に行くとそこにねぶたの仮設倉庫を発見した。

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各ねぶたの前ではその組の衆が酒盛りをしていた。

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このねぶた…行脚は明日のお昼までで、夕方からは花火大会になるという。


22時05分
23時30分発の青函フェリー時間も迫ってきたので、青森駅近くの旅客船ターミナルに移動。
すると建物の電気が付いていない。

様子がおかしいことに気づき、急いで辺りに人を探す。
法被姿のオジサン達が飲み屋の路上に造られた席で飲んでいたので、青函フェリーのりばの場所を訊いた。

「青森警察署のすぐ傍だよ」と教えてもらい数キロ東へ走ったが、そこにもそれらしい建物は見当たらない。

今度は海辺の公園でたむろしていた法被姿の青年達に訊いてみると「駅よりずっと西へ行った埠頭にありますよ」と教えてくれた。

iPhone4でのマップで場所を確認、登録し急いで移動。
おかげで夜の青森市街を15km近く走り回ってしまった。

やはり酔っ払いのオジサン達に道を尋ねるのは今後よそう…(笑)

それにしても、どうして駅のそばの旅客船ターミナルと勘違いしてしまったのだろう。
もっとよく確認しておくべきだったと反省した。

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23時00分
ようやく青函フェリーの受付に到着。

二週間前から電話予約を入れてあったが「乗船手続きは40分前までに済ませてください」と言われていたので結果10分遅れになってしまった。

受付から無線で「自転車一台、まだ行けますか?」と連絡…
すこし間があって「大丈夫!早く持ってきて~」とスピーカーから声がした。

急いでロードに跨がり、2番乗り場に停泊しているフェリー3号はやぶさの車両甲板へ走り込んだ。

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こうして無事に乗船できた私は、雑魚寝のB寝台で、さっき買っておいた酎ハイと、シャイニーアップルジュースを飲んで就寝。

この絨毯引きの部屋には長枕が設置されていて、それを3人でシェアして寝るという変わった光景だったが「青森まちなかおんせん」でさっぱりできたこともあり約3時間、意外と仮眠を取ることができた。

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3時20分

函館フェリー埠頭に到着。
下船の準備で先に車庫へむかい待機。
郵便トラック等が下ろされたあとに続いて下船した。

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3時55分
函館駅付近まで走ると「函館朝市 どんぶり横丁市場」と書かれたビルの中だけに明かりがついていた。

といっても、明かりがついているだけで、どの店も営業していない。

4時05分
外に出て周囲を歩く。
海産物を売るお店が建ち並ぶエリアは暗いながら人の気配があり、朝から営業を始める準備をしていた。

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そのなかに一軒だけ「きくよ食堂」に明かりが灯っていた。
「まだですよね」と女将さんらしき人に訊くと「本当は5時からだけど、すこし早く来てもいいよ」と言った。
この微妙なセリフ…みなさんには意味がわかるだろうか?

「じゃあ、それまで散歩してきます」と伝えて、私は函館山の方へ向かって走り出した。

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4時25分
箱館山は濃霧ですっかり姿を消していた。
私は金森赤レンガ倉庫街を見つけて、徐々に白みはじめる空の明かりだけを頼りに、オシャレな街並みを撮影した。

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これだけの赤レンガは贅沢だ。
撮影は、早朝の観光客がいない街並みを独り占めした。

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函館を観光する予定はなかったが、こうやって朝早くに廻れたことは偶然とはいえよかったかもしれない。

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4時55分
ふたたび海鮮市場街へ戻るとほとんどの店が開店間際で準備が整っていた。

店のオジサン達からは「おお、自転車かぁ…どこから来たの?」とか「函館は午後から天気あまり良くないって予報だったよ~」とか声を掛けてもらった。

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きくよ食堂に着くと既に数人のお客さんが入って注文していた。
よく見ると、それは昨夜青函フェリーに乗っていた人だった。

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注文するのは「三種お好み丼 欲張りチョイスメニュー レギュラーAセット」(2,080円)

三種の選択は「ウニ・イクラ・カニ」
焼き魚は店の方にオススメを伺った「銀ダラ」にした。

さあ、どうぞ…

思う存分、召し上がれ!


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「こちらで醤油がけしてもいいですか?」と訊かれたので「はい」と応えた。
「味が付いてますので、何もかけずそのままお召し上がりください」と言われた。

それがまたいい塩梅で…もう無言。
「イクラってこんなに旨かったんだ… このウニまじやばい!新鮮すぎる」
心の中でそう呟いて、ひとり泣きそうになりながら完食した。

(食後はすぐ目の前にある函館駅へ…つづく)

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